今回、大分県で「行平(刀鍛冶、およびその刀鍛冶の作刀した日本刀)ゆかりの地めぐり」からの、
砂鉄採りに行ってきました。
順番的には行平ゆかりの地めぐりが先なのですが、
あえて先に「砂鉄採り」からご紹介。
理由はシンプルで、
「部屋問屋の社長がこれをすごく楽しみにしていたから!」
ということで、早速。
※砂鉄採取は行政の許可が必要です。
許可のない採取は犯罪行為となります。
今回、正式に許可を取得した上で実施しています。
現地到着
早く砂鉄が取りたくてたまらない様子の部屋問屋社長&副社長。
現地に到着すると颯爽と海岸へ

背中からもやる気がうかがえます。
そして海岸にたどり着くと・・・・

白い砂の中に黒く帯状になっている部分があります。
これが
鉄とチタンを含んだ砂(砂鉄)
見た目はただの黒い砂ですが、
ここに刀の元になる鉄が含まれているのです。
砂鉄の取り方
本日同行されていた新聞記者さんからのレクチャー。
やり方はいたってシンプル。
① 黒い部分に磁石を当ててざっくり取る
② 何度も磁石を当てて、砂やチタンを落としていく
③ 鉄の純度を上げていく
④ より分けたものをバケツに入れる
早速チャレンジ!!
ちなみに今回使っている磁石は業務用の
元の操作で磁力のオン・オフができるタイプ。
動画で「カチャカチャ」と鳴っている音は
この磁力の切り替え音です。
このオンオフ機能で、
「くっつける」と「落とす」
を効率よく繰り返しています。
しかしながら・・・・
何度も選別すると
かなり黒く、鉄に近い状態になる。
しかしながら、
何度やっても完全な分離はできません。

どうしても細かい砂やチタンが混ざっているので
持ち帰ってから水洗いして、再度選別を行う必要があります。
所要時間と現実
今回の作業時間は約2時間。
その間ひたすらカチャカチャやってます。
部屋問屋社長&副社長、腰が痛くなってきても頑張ります。

そうしてみんなで頑張って取った成果がこれ。

量についてはあえて記載しませんが、
かなり頑張りました!
でもね・・・
採取して持って帰った砂鉄のうち
再選定して、たたら製鉄をして、
実際に刀に使える玉鋼になるのは5〜10分の1程度
つまり、めちゃくちゃ歩留まりが悪い(涙)
それでも
砂鉄採りって地味だし、単純作業だし、
たくさん採っても残らないし・・・・
なんだけど。
昔の人ってこうやって地道に頑張ってたんだな
と素直にすごいと思いました。
そして部屋問屋3人組は、こういった作業、嫌いじゃない。(笑)
今回の反省を生かし、次回はより装備を充実させて挑もうと
帰りの車の中で、やる気十分に次の対策を練るのでした。
次回、気が向いたら行平ゆかりの地めぐりの方もご紹介したいと思います。



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